昨年、最初の緊急事態宣言が明けて間もない7月のある日、関係者のみで開催されたパイプオルガンのコンサートのオープニングでハンドベルの演奏を聴きました。
予定されていた本番もなくなり、コンサートを聴きに行く機会も失われたあの頃、思いがけず数ヶ月ぶりに聴く生の音楽。限りなくやさしく浄らかな音色は、色んなことが制限される日常の中、自分でも気づかないうちにカラカラに渇いていた耳と心をぐんぐん潤してくれました。
先日、日本では大変珍しいソロでハンドベルを演奏される鈴木邦枝さんとピアノで共演させていただきました。あの日、忘れがたい体験を与えてくれたハンドベルの音色に、このような形で再会できたことに感謝です!
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